今回は、こちら『大学4年間の経済学が10時間でざっと学べる』を読んだので、5分でわかる記事にまとめてみた。
大学生は、学びたい経済学の単語調べにご活用ください。
Contents
経済学とは
様々な人や組織が市場でモノやお金を交換し合う行動を、ある仮説をもとにモデル化し、シンプルかつ論理的に説明しようとする学問。
経済学とは、人を幸せにするためにある。
インセンティブ
ある経済主体の意思決定において、ある選択をする意欲を高めるもの。
希少性
社会的な必要性の高さ。「需要」と「供給」の相対的な大きさで決まる。
ミクロ経済学
需要曲線・供給曲線
需要曲線とは、縦軸に価格、横軸に数量を表した基本的に右下がりの曲線である。一方、供給曲線とは、縦軸に価格、横軸に数量を表した基本的に右あがりの曲線である。
限界コスト・メリット
限界コストとは、1単位だけ余計にその財を購入するときにかかる総コストの増加分。
限界メリットとは、財を1つ買うことで得られる満足度を金銭的な大きさに直したもの。
需要・供給の弾力性
需要の弾力性とは、価格が1%上昇したとき需要量が何%減少するか示したものです。
供給の弾力性とは、価格が1%上昇するときに需要量が何%増加するかで定義できます。
限界効用
その財の消費量の増加分とその財の消費から得られる効用の増加分との比率を限界効用という。
完全競争市場
財の同質性、情報の完全性、多数の経済主体の存在、参入の自由という4つの条件を満たした市場。
パレート最適
社会全体の資源が効率的に利用されている資源配分の状態。
生産関数・費用曲線(利潤の最大化)
生産関数とは、生産要素(労働力や資本など)と生産物との技術的な関係を表したもの。一方、企業が各生産水準で費用を最小化する行動を取ることを前提として生産量と最小化された費用との間には、ある一定の関係があり、この関係を費用曲線という。
売上額は、生産量*市場価格で表される。つまり、限界収入=限界費用が利潤の最大点である。
マクロ経済学
GDP
ある一定期間にある国内で新しく生産された財やサービスの付加値の合計。
三面等価の法則
生産面から見た国内総生産GDP、分配面から見た国内総所得GDI、支出面から見た国内総支出GDEは全て等しい。
ケインズ経済学
基本的な立場は、「需要と供給との差を調節するのは、価格ではなく数量である。」といううものです。
一般均衡IS-LMモデル
IS曲線とは、財市場が均衡するGDPと利子率の組み合わせを表します。
LM曲線とは、貨幣市場が均衡するGDPと利子率の組み合わせを表します。
財市場と貨幣市場が均衡したところで、国民所得と利子率が決まる。
政府の機能
- 資源配分機能
- 所得再分配機能
- 安定化機能
- 将来世代への配慮
インフレ・デフレ
インフレとは、継続的に一般物価水準が上昇を続ける現象。反対に、デフレーションとは、継続的に一般物価水準が下落を続ける現象。
まとめ
経済学についてざっくりわかったでしょうか。詳しく知りたい方は、以下からどうぞ。
FXをやるならマクロ経済学について少しは勉強した方がいいので、興味のある人はぜひどうぞ!!