アフィリエイトの未来について個人投資家的観点から考えてみる。
まずアフィリエイトとは、成功報酬型広告である(広告をクリックして商品を買ってもらったら、紹介者としてお金がもらえる仕組み)。
インターネットトレンド2018(下のスライド参照)によれば、
現在、ネット広告は急速に成長している。パソコンおよびモバイル端末の販売台数の伸びは鈍化しているが、1日あたりのモバイル端末にかける時間は増えている。
新規顧客の伸びは先進国では鈍化しているか、時間が伸びているので広告費に関しては増加すると考えられる。また、モバイル端末の普及していないところに目を向ければ、まだまだ成長の余地はあると考えられる。
テレビや駅などの広告よりアフィリエイトは、広告と成果が紐付けされているので従来の広告より優れているはずである。そう考えると、シェア率はまだまだ伸びそうでかつまだ未開の分野も多数あるので、バブルとは言い難い気がする。(ブログをやってる人が言ってるのはポジショントーク(やっている人は自分のやってることを正当化しようとすること)で意味ないかもしれないが…)
アプリ市場に関してはこんなデータがある。
総務省の資料より
この資料から
- ゲームアプリの売り上げならびにダウンロード数は減っている。
- そのほかのアプリ(ビジネス、SNSなど)の売り上げならびにダウンロード数は伸びている。
がわかる。つまり、ゲームの広告はゲームアプリ市場が減少傾向にいるので、ゲームアプリの広告はあまりお勧めできない。
むしろ、ビジネスやSNSなどの他のアプリは上昇傾向なので、そのような広告を打つべきだとわかる。
また、ブログを始めるハードルは昔よりは下がったとはいうものの、少し手間や時間、知識が必要で、需要と供給の関係からしても電車内どこをみてもスマホをいじってるのに(需要は多いのに)ブログを書いてる人(供給)は滅多に聞かない。
個人的には、分野をしっかり見極めれば、まだまだアフィリエイトで収入を得ることは可能ではないかと思う。
TechCrunch – Mary Meeker 2018 Internet Trends Report from Josh Constine