最近スタートアップやベンチャー企業に興味があって色々調べているうちに、エンジェル投資家という職業を見つけた。
一般ではあまり馴染みのない職業だから、この職業について紹介していこうとおもう。
今回読んだ本はこちら。『エンジェル投資家 リスクを大胆に取り巨額のリターンを得る人は何を見抜くのか 』は、素晴らしい本であった。
エンジェル投資家とは?
エンジェル投資家は、創業間もない企業に対し資金を供給する富裕な個人のことである。投資の見返りとして株式や転換社債を受け取ることが一般的である。
エンジェル同士でグループを形成し、情報の共有や共同出資を行う動きも見られる
エンジェル投資家の投資に占める割合が多いセクターはヘルスケアと医療機器が21パーセント、続いてソフトウェアとバイオテクノロジーが18パーセントとなっている。
エンジェル投資家の多くは引退した起業家や経営者であり、純粋な経済的追求を超えた理由で投資を始めることが多い。
その理由としては、特定のビジネス領域における発展に乗り遅れないようにする、新しい世代の起業家群に対するメンタリング願望、自らの経験や人的ネットワークを有効活用したい、などが挙げられる。
従って、純粋な資金供給に留まらず、経営面での貴重な助言や有力者の紹介などで企業を助けることもある。
エンジェル投資家 wikiより
エンジェル投資の基準
こんな基準をジェイソン・カラカニス『エンジェル投資家』は、持っている。
- リーダーはエンジェル投資の経験が5年以上あり、そのポートフォリオには少なくとも1 社のユニコーンが含まれていること。
- シリコンバレー にあるのが望ましい。
- 最低 2 人 の創業者がいること。(二人いれば、最悪のことがあっても続けられる)
- すでにプロダクトなり、サービスなりを市場に出していること
- 6カ月間連続して、(a)ユーザーが増加している、または(b)売上が増加していること。
- 著名な投資家が出資していること。
- 予定されている投資 実行の後で1年半の運営資金が残されていること。
資金管理戦略
- 資産総額のうち、「ヒモ 付き」になっている額はどの程度か?
- 新たに金を稼げる可能性はどれほどか?(年齢、将来性などなど)
- エンジェル投資にあてた全額を失っても耐えられる か?
エンジェル投資家が創業者に聞くこと
- この創業者はなぜこのビジネスを選んだのか?
- この創業者はどこまで本気なのか?
- この創業者がこのビジネスで成功するチャンスはどのくらいか ─ ─ 人生ではどうか?
- 成功したときの収益や私へのリターンはどのくらいか?
戦術的質問
- 競合について教えてください。
- どうやって利益を出しますか?
- 顧客にはいくら請求しますか?
- 平均的な顧客はいくら使いますか?
- このビジネス が失敗する理由のトップ3を聞かせてください。
まとめ
エンジェル投資家は、ベンチャーキャピタルVCと違って、親身になってスタートアップを育てていくように思った。
特に、テック対象のエンジェル投資家は、未来の技術のために楽しいから投資しているのが伝わってきた。
あと、エンジェル投資家の筆者は、ポーカーがめちゃくちゃ好きで、投資はギャンブルに非常に似ているのがわかった。
最後にエンジェル投資家にいい言葉があったので引用させてもらう。
『金持ちになるためには、懸命にリスクを選択することだけだ』
VCの仕事って?ベンチャーキャピタリスト1日密着完全公開 @kinoshitay
まとめ・自分が投資していないと、生まれてないサービスがある
・カリン塔のカリン様みたいになりたい
・新しい出会いを待っているhttps://t.co/e5b6MjX2mv @YouTubeさんから— 医学生投資家ゴン@トレード中毒タヌキ (@gon_gon_tarou) 2018年11月3日
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