投資

景気の循環とトレンドサイクルの関係性

皆さんチャートを眺めていたら、何か規則的な波打ちが見えてきたことがありませんが?

そう。実は景気の循環的にこの波は、生じるもので大きな時間軸のチャートを見ても波打っています。

そこで今回は、景気の循環・トレンドサイクルについて説明していこうと思います。

参考したのはこちら。『投資家のための金融マーケット予測ハンドブック

 

景気とは

 

景気とは、大きく分けると「水準」方向」という2つの基準がある。

 

水準には、「正常な経済活動水準」または「適正な成長率」を想定して、それよりも上であれば「好況」、逆にしたであれば「不況」と呼ぶ。

さらに一循環を「好況」「後退」「不況」「回復」と四分割するシュンペーター方式もある。

 

方向には、経済活動が最もピークな「山(ピーク)」、逆にもっとも停滞している「谷(ボトム)」、谷から山までの局面を「景気拡張局面」、山から谷までを景気後退局面」とする。

 

 

教科書的には以下のような波があるとされている。

 

コンドラチェフ波(50ー60年)

クズネッツ波(20年)建築循環

ジュグラー波(10年)設備投資循環

キチン波(3−4年)在庫循環