毎日投資信託を買っているゴンです。
今回はインデックス投資を学ぶ上で読んだおすすめの本を紹介していきたいと思います。
Contents
まずインデックス投資について
インデックス投資とは、日経平均やTOPIX、S&P500、ダウ平均のような株価指数(インデックス)と同じ値動きを目指す投資方法のことです。
例えば、日経平均が5%上昇したら、自分の資産も同じく5%上昇するような投資方法です。
具体的に投資する際には、インデックスと同じ値動きをするよう設計された投資商品(投資信託・ETF)を購入することになります。これらの投資商品には「インデックス投信」および「ETF」があり、総称して「インデックス・ファンド」と呼ばれています。
現在、世界には1万種類以上のインデックスがあり、日経平均のような株式の市場動向を示すインデックス以外にも、債券、不動産、商品などの市場動向を示すインデックスもあります。
また、それらと連動するインデックス・ファンドも多数あります。(2011年12月現在、米国では約1,300本、日本では約730本のインデックス・ファンドがあります)
それではおすすめのインデックス投資の本を紹介していきます。
ウォール街のランダム・ウォーカー
◆全世界で読まれている「投資のバイブル」
1973年の初版以来、全米累計150万部を超え、「投資の名著」として絶賛されるベスト&ロングセラー、A Random Walk Down Wall Streetの最新版。
本書の主張は「インデックスファンドへの投資がベスト」というシンプルなものだが、類書と異なる点は、なぜ他の投資方法がインデックス投資に比べて劣っているのかを、データを示してしっかり論じているところだ。
過去のデータを鑑み、アクティブファンドの長期リターンが市場平均を下回ることを証明し、「猿がダーツで選んだポートフォリオを運用するのと等しい」とこき下ろすあたりは、読んでいて痛快かつ明快である。
硬派な内容でありながら、数式はほとんどなく、グラフや表を多用しており、初心者にも理解しやすくなっている。間抜けなテクニカル分析手法やチューリップからITに至るバブルの話など、読み物としても面白く読める。
◆改訂のポイント
本改訂では、第4章の「21世紀の歴史」に仮想通貨の話題を3項ほど追加したほか(仮想通貨はとんでもないバブル、実体のないいい加減なものと言い放っているが)、前回の改訂で追加した「第11章 「スマート・ベータ」は本当に役立つか」の章をさらに拡充。
スマート・ベータとは、時価総額(TOPIX)や株価(日経平均)のような”単純”な要素にウエイトを置くのではなく、「財務指標」や「株価の変動率」、「配当」など、より”スマート(賢い)”な要素にウエイトを置く考えのことで、日本でもETFや投資信託の拡充で関心が高まっている。本書ではより「リスクパリティ」(それぞれ保有する商品のリスクが均等になる考え)である投資手法を解説のメインに据えている。
敗者のゲーム
全米累計100万部を超えるロングセラーの最新版。
プロ・アマ問わず幅広い投資家に向けたメッセージとして、時代を超えて読み継がれる運用哲学のバイブル。
資産運用に、難しい専門知識はいらない
激しく変動するマーケットに右往左往する。当初立てた投資計画を無視して、高値で買って安値で売ってしまう――投資家ならこういった経験があるはずだ。
この先、ITバブルやリーマンショックに遭遇したら、どうすればよいのか?
本書はそのための現実的な対応を教えてくれる。
投資で成功するというのは、難しい証券分析などの専門知識や経験を身につけることではなく、ましてや短期的に市場を出し抜こうとすることでもない。
市場平均利回りを上回る(=市場に勝つ)ことがきわめて難しくなった今、最も簡単かつ結果の出る方法は、インデックス・ファンドを活用することである。
「運用機関が市場に勝てないのであれば、市場を忠実に反映する、つまり市場に負けないインデックス・ファンドへの投資を考えてみるべきだ。インデックス・ファンドは、面白くもおかしくもないが、とにかく結果が出る。 (中略) 長期的にはほとんどのポートフォリオ・マネジャーを打ち負かしている」 (本書より)
「投資に成功するということは、値上がり株を見つけることでも、ベンチマーク以上の成績をあげることでもない。自ら取りうるリスクの限界の範囲内で、投資目的達成のため、市場の現実に即した長期的な投資計画、特に資産配分方針を策定し、市場の変動に左右されず、強い自己規律の下で、その方針を守ってゆく、ということだ。そうすれば、長期的な経済成長に見合う各資産の長期リターンを獲得することができる」 (訳者あとがきより)
お金は寝かせて増やしなさい
山崎元氏推薦!
著者自身の損益と心理まで公開した
プロにも素人にも書けないインデックス投資案内だ。
安心して投資したいすべての人におすすめします。
山崎元(経済評論家・楽天証券経済研究所客員研究員)
金融のど素人でもプロと互角以上に戦えるインデックス投資の入り口から出口戦略まで一挙解説!~お金が勝手に増えていく仕組みのつくりかた全公開~
インデックス投資歴15年の実践者が徹底した個人投資家目線で解説!
本書は投資のプロでもないフツーのサラリーマンが徹底した個人投資家の目線で血と汗と涙に滲んだ15年の投資経験をもとにプロに負けない、いや、プロと互角以上に戦えるインデックス投資の始め方から終わらせ方(! )まで世界一わかりやすく解説しました。
【本書の構成】(抜粋)
コミック 第1話「未来、投資の神様と出会う」
プロローグ 私がたどり着いた「寝かせてお金を増やす方法」
インデックス投資の長期実践者が少ないのはなぜ?
私がインデックス投資をおすすめする理由
銀行や証券会社を信じてはいけない!
第1章 金融のど素人でもプロと互角以上に叩ける「インデックス投資」
インデックスファンドは「投資信託」の一種
投資信託のメリットとデメリット
投資信託の99%は不要!
アクティブファンドのほとんどがインデックスに勝てない皮肉な現実
基本はひたすら「積み立て投資」
いざ始めてしまえば、やることはほとんどない!
なぜ、銀行や証券会社はインデックス投資をすすめないのか?
第2章 寝かせて増やすインデックス投資の実践法
インデックス投資を始める前に最低限しなくてはいけないこと
100年に一度の金融危機のなかでもぐっすり眠ることができた理由
インデックス投資は究極の分散投資
資産配分(アセットアロケーション)がすべての勝敗を決める
最悪の事態が起こったときの損失額を計算する方法
それでも心配な場合はどうすればいいか?
投資すべきインデックスファンドはズバリこの3本!
あとはひたすら積み立てて寝かせて増やすだけ!
投資銀行の大物も「インデックス投資の勝利」を認めざるを得なかった
コミック 第2話「堅実貯金派の未来がいよいよインデックス投資を始める! 」
第3章 おすすめの金融機関&口座開設の手順と気になるNISAとiDeCo
インデックス投資に最適な金融機関はズバリここ!
ネットで完結! 口座開設の7ステップ
「NISA」と「つみたてNISA」はどちらを選択すべきか?
iDeCo(個人型確定拠出年金)はあくまでも「年金」であることを忘れずに!
第4章 始めるのはカンタンだけど続けるのは意外と難しい
投資は孤独な道のり―なにを信じればいいの?
あとでドッカーンと効いてくる「複利」の力
プロは絶対教えてくれない「インデックス投資を続けるコツ」
「今さら始めるのは……遅い?」と迷っているあなたへ.
どうしても売りたくなったときにふれるべき言葉
売るに売れない「仕組み」をつくっておく裏ワザ
新しいインデックスファンドが登場したら乗り換えるべき?
コミック 第3話「100年に一度のリーマン・ショックの危機到来! 」
第5章 涙と苦労のインデックス投資家15年実践記
2004年から2016年の投資成績を初公開!
インデックス投資を15年間実践してわかったこと
第6章 貴重情報! インデックス投資の終わらせかた
インデックス投資の出口戦略に関する情報が少ない理由
「出口戦略」という魔法の言葉の罠
インデックス投資の出口戦略1~3
「リタイア直後に大暴落が来たらすべてが水の泡じゃん! 」という誤解
コミック 最終話「人が幸せを望む限り……」
エピローグ 寝かせて増やすことはつまり人の未来を信じるということ
ほったらかし投資術
初めてでも安心!
絶大な支持を集めるロングセラーが、さらにわかりやすくなりました。
ローコストで、わかりやすくて、手間いらずで、負けないインデックス運用。
細かい疑問にも対応し、税制を最大限に活用する方法も加わって、よりお得にバージョンアップしました。
着実にお金がたまり、時間の余裕もできる、最強の投資法を紹介します。
確定拠出年金、NISAをうまく使いこなせばさらにお得!
景気が良くても悪くても、のんびり待ちながら資産を増やせるので老後も安心です。
もくじ
【序章】人はどうしてインデックス投資家になるか
――水瀬ケンイチの投資遍歴
【第1章】さっそく、初めてみよう!
――インデックス投資の正しい手順ガイド
お金の運用プロセス
◆個人がお金を運用する正しい手順
運用プロセスは家電製品を買うのと同じ
◆「正しい運用手順」を家電製品購入のプロセスに当てはめてみよう
実際に運用してみよう!
・無リスク資産は「国内債券」と「現金」
・リスク資産は「国内株式」と「外国株式」
◆誰でもできる「個人のマネー運用簡単マニュアル」
1.生活防衛資金と運用資金を分ける
2.ネット証券に口座開設
3.DCとNISAの口座開設
4.リスク資産の投資額決定
5.「リスク資産」は内外の株式インデックスファンドを50%ずつ
6.DCとNISAへ投資を割り振る時の考え方、注意点
7.「無リスク資産」運用の内訳
8.モニタリングとメンテナンス
【第2章】一歩先行くあなたへ
――インデックス投資説明編
●インデックス運用、3つの長所を整理する
1. インデックス運用は手数料が安い
2. インデックス運用はわかりやすい
3. インデックス運用は負けにくい
●インデックス運用の短所も少々
●インデックスファンド、ETFはこうして選ぶ
●メンテナンスとリバランス
●運用中の心がまえと注意点
●みんな気になる?将来の売り方
●インデックス派vs.アクティブは「神学論争」でのふるまい方
●インデックス投資の情報収集
【第3章】商品ガイド編
――インデックスファンド、ETFの「ミナセ・ミシュラン」
◆インデックスファンド(インデックス投資の基本形!)
◆国内ETF(インデックス投資のニューフェイス)
◆海外ETF(インデックス投資の上級編!)
【第4章】マニア向けの特別付録:ETF運用の現場を知りたい!
――日興アセットマネジメント ETFセンター長・今井幸英さんに聞く
・なぜ今ETFがいいのか?
・ETFファンドマネジャーの役割――だからETFは低コスト
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