今回は名著である『ラリー・ウィリアムズの短期売買法』を読んだので、名言をまとめてみた。
短期トレーダーなら絶対読むべきめっちゃ良い本だった。
相場との向き合い方を言語化したいいものです。
ラリーウィリアムズとは
ラリー・ウィリアムズはアメリカの有名な投資家・投機家。
ウィリアムズ%Rなどの数多くの投資手法を発案した。
1987年のロビンスカップで11376%の驚異的リターンを出し優勝し世界にその名をとどろかせた、未だにこの記録は破られていない。
数多くの投資手法を持っており、セミナーに参加した人だけに伝授する方法もある。
@wiki
名言
- ルール1:価値は瞬間的なもの。どういった価値でもありえるわけであり、株式のトレーディングではなんでも起こり得る
- ルール2:市場のトレードや方向性も重要だが、最も重要なのは自分の資金管理する方法である
トレーディングでお金を儲ける方法は2つある。
- 小さなポジションで大きな動きをとらえるか
- 大きなポジションで小さな動きをとらえるか
短期トレーディングの真実 それはトレードする時間枠が短いほど、儲けもそれだけ少なくなるということである。
投機は悪いことではないが、間違った投機は身を滅ぼす
仕掛けより手仕舞いが大事
投機とはなんなのか?
まず選択について
・「今まさに動きそうな市場を選ぶこと」
・「集中力を高めるために少数の市場に絞り込むこと」
重要なのはタイミング
辛抱強く待つということを知らなけらば、待つものは何もなくなる。
システムや戦略に従うことができないのならば、待っていても仕方ない
有利なゲームなら、プレーを長く続けるほど勝つ確率は高まる。
成功は身を滅ぼすー裕福になることの危険性
恐怖と強欲の板挟み
自信、恐怖心、アグレッシブさ
臆病者は投機家になれない。
そんな人は、親の財産を相続した方が良い
重要なのは、数学的な期待値ではなく、自分の決めた範囲内でプレーし、プレーを中止することで儲けが期待できるかどうかと、最悪の事態が発生したら、それに対処できるかどうかである。
トレーディングで成功するためには、市場と自分自身をよく知ることである。
勝っているときは何も問題もない。問題は、何もかもうまくいかなくなったときにどうするかである。
重要なのは、1つひとつの戦いではない。全体的にどう戦うかという戦術的思考が重要なのである。
恐れと強欲はトレーダーたちの心をかき乱す最も強力な感情だ。
この悪魔たちを退治するのはどれだけ多くの時間をかけたとしても、かけすぎることはない。
このゲームに勝ちたいのなら、負けているときに得点できるような能力を身につけなければならない。
これこそがゲームをものにするためには鍛えなければならない精神力なのである。
完璧なシステムやアプローチなどは存在しない。それは過去から未来永劫変わることはない
人生における第一のルールは生き残ること。
第二のルールはルールを破ることが第一のルールを守ることになるのであれば、他のルールは全て破っても構わない。
トレーダーとって最も重要なことは、市場は不完全であるという事実と、われわれはトレーダーとして常に正しくあることができないという事実を受け入れることができるということである。
最後の言葉
必ず損切りを置こう
自己分析が非常に大事なことと相場が常に正しいことがよくわかる本であった。
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