書評

書評 マックス・ギュンター『マネーの公理』

投資家ならお金についてよく考えないとダメですよね。そこで読んだのがこの本。

リスクについて

 

心配なことがないなら、十分なリスクをとってないか

いつも意味のある勝負に出る

 

 

強欲について

 

常に早すぎるくらいに利食え

 

希望について

 

船が沈み始めたら祈るな。飛び込め

小さな損失は人生の現実として甘んじよう

 

予測について

 

人間の行動は予想できない

 

パターンについて

 

カオスはそれが整然と見え始めない限り危険ではない

歴史家、チャーティスト、相関因果の関係、ギャンブラーの誤謬に気をつけろ!

 

機動力について

 

根をおろしてはいけない。それは動きを遅くさせる。

 

直感について

直感は説明できるものであれば信頼できる。

 

宗教オカルトについて

 

宇宙に関する神の計画には、あなたを金持ちにすることは含まれていないようだ。

占星術が当たるのであれば、全ての占星術師は金持ちである。

 

楽観と悲観について

 

楽観は最高を期待することを意味し、 自信は最悪に対処する術を知っていることを意味する。 楽観のみで行動してはならない。

 

コンセンサスについて

 

大多数の意見は無視しろ。それはおそらく間違っている。

 

執着について

 

もし最初にうまくいかなければ、忘れろ。

ナンピン買いで悪い投資をなんとかしようとするな。

 

 

計画について

 

長期計画は、将来を管理できるという危険な確信を引き起こす。決して重きを置かないこと が重要だ。

 

まとめ

 

まさかの長期投資、分散投資を否定してる本でトレーダーには目からウロコの本だった。